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独立診断士ってなぜ「独立」?

  • 執筆者の写真: Atsushi Nakajima
    Atsushi Nakajima
  • 2016年11月25日
  • 読了時間: 2分

中小企業診断士という資格を取り、経営コンサルタント業を営んでいる人を、我々診断士は「独立診断士」という言い方をします。

対して、どこかの企業に属し、会社員として資格を持っているの人を「企業内診断士」といいます。

さて、この「独立診断士」という言い方について、実は私、非常に違和感を持っております。

なぜ”独立”なのでしょうか?

何からの独立?

企業に属している人が、その企業に不満を持ち、「会社の世話にならずともやっていく!」という(ネガティブな)意志の元、退職して(何をするかを明確にしないまま)経営コンサルタントとして開業届を出す。

そういうイメージです。つまり、先のことよりも、辞めることに主眼を置いている言い方。そこに、ものすごく違和感があるのでしょう。

ビジネスオーナーとしてコンサルティングビジネスを営んでいくことを考えると、「独立」というワードが連想されることは、きっとありません。

どの事業もそうですが、やはり他社との連携やサプライチェーンの中での役割分担など、起業しても”独立”を誇示することはネガティブにしか働かないのではないでしょうか。

(財閥系かそうでないか、という意味で独立系と呼ばれることはありますが)

診断士として、使う単語にも気を遣ったほうがいいのではないかと思う今日この頃でした。



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